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総合整体院 コンフォート

総合整体院 コンフォート

また、神経症の判定の為の心理テストの結果では、
通常の内科の患者より、筋骨格系疾患の患者のほうが
ストレスに敏感という結果が有り、

『ストレスで胃に穴があく可能性より腰痛になる可能性のほうが強い』
と言う事が出来ると述べています。

次に、どのようにしてストレスから痛みが引き起こされるかですが、
ストレス学説のセリエ博士は

「ストレスは、生体への刺激に対する非特異的反応」で、

刺激をストレッサーと言い、
環境要因を外的ストレッサー、
心理的要因を内的ストレッサーとしています。

ここでの、非特異的反応とは、
ストレスを受けた時の生体反応の事で、

「警告反応期」「抵抗期」「疲はい期」の三つがあるとしています。

それは、ストレッサーが自律神経を刺激する事で起こる反応で、

“身を守る正常な物”と、
“心身症のような異常なもの”

が有ると言っています。

自律神経の中枢では、身の危険を感じると、
即座に戦闘体制モードにスイッチが入ります(交感神経の興奮状態)
その時、身の安全を守る為に

「闘争か逃走」、「戦うか逃げるか」の

いずれかの反応が起こるのです。

その緊急事態では、心拍数や血圧が上昇しますが、
反対に不必要な消化吸収や排泄機能は停止します。

それが「警告反応期」
“闘争”もしくは“逃走”に必要な筋肉に大量の血液が送り込まれます。

その次が、緊張して心臓がどきどきする状態などの「抵抗期」です。

そして、最後に慢性的なストレスに疲れきった、
ストレスに適応できない状態の「疲はい期」が有ります。

そして、この闘争逃走反応における現代社会の問題点が

「その反応が起こっても戦う訳にも逃げる訳にも行かない状況「被はい期」に多くの人々が置かれている。」
事で、

「全身の器官の機能を自動的に調節する働きをしている自律神経は、
その、慢性的なストレスを受けることで、調子を乱し、さまざまな心身症を引き起こす」
状態に有るのです。

この事は皆さん自身が体験したり、
周りに思い当たる人が居たりして実感されていると思います。

余談ですが“便秘”に悩む方が居ます。
科学的根拠は無いのですが、その中に“鹿のフン”の様な便の方がいます。

ひょっとすると、その方の身体は「非特異的反応」を起こし、
排せつ機能が停止しているかも分かりません。


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